オミクロン株 WHOが冷静な対応を求める

(VOVWORLD) - テドロス氏はオミクロン株を早い段階で察知した南アフリカとボツワナに感謝の言葉を述べた上で、「正しい行動をとった国が不当な扱いを受けていることを深刻に懸念している」と言及しました。
オミクロン株 WHOが冷静な対応を求める - ảnh 1オランダ・アムステルダム郊外のスキポール空港内を歩く人たち。南アフリカからの到着便の乗客61人がコロナ感染の検査で陽性となった=ロイター

WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は30日、オミクロン株をめぐる会合で、各国に対し、冷静な対応を求めました。

テドロス氏はオミクロン株を早い段階で察知した南アフリカとボツワナに感謝の言葉を述べた上で、「正しい行動をとった国が不当な扱いを受けていることを深刻に懸念している」と言及しました。
各国が、オミクロン株の感染が確認された地域からの入国を相次いで規制していることを念頭に、テドロス氏は「科学的根拠に基づいた合理的で適切な対応を」求めました。既存のワクチンや治療薬の有効性についてはまだわかっていないとしています。
一方、ヨーロッパの医薬品庁は30日、ヨーロッパ議会で既存のワクチンはオミクロン株に対してある程度の効果があるとの見解を示した上で、新たなワクチンが必要になった場合、3ヵ月から4ヵ月以内に承認できると明らかにしました。(テレビ東京)

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